ふくらはぎ内側を押すと痛いのはなぜ?原因と対処法を加古川市の整骨院が解説

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「ふくらはぎの内側を押すと、なんだか痛くて気になる…」

そんな違和感を覚えたことはありませんか?

歩いているときは気にならないのに、触ってみるとピンポイントで痛みを感じるという症状でお悩みの方は、ぜひ本ページをご覧ください。

ふくらはぎに限らず痛みが続く場合、放置していても大丈夫なのか、それとも何か病気のサインなのか、不安になってしまいますよね。

そんな方に向けて本ページでは、これまでの経験から「ふくらはぎの内側を押すと痛い」症状について、考えられる原因から具体的な対処法まで加古川市のロルク鍼灸整骨院がくわしく解説していきます。

 

 

ふくらはぎ内側を押すと痛いのはなぜ?

ふくらはぎの内側を押すと痛みを感じる場合、いくつかの原因が考えられます。順番に見ていきましょう。

 

筋疲労・筋膜の癒着(最も多い)

ふくらはぎ内側の痛みで最も多いのが、筋肉の疲労や筋膜の癒着によるものです。

筋膜とは筋肉を包んでいる薄い膜のことで、この膜が周囲と癒着してしまうと、押したときに痛みを感じるようになります。

このような状態になりやすいのは、以下のような方です。

  • 長時間の立ち仕事をしている方
  • デスクワークで足を動かす機会が少ない方
  • 運動後のケアを怠りがちな方
  • 急に運動量を増やした方

特に、普段運動習慣がない方が急にウォーキングやジョギングを始めた場合、ふくらはぎの筋肉が急激な負荷に対応しきれず、筋膜の癒着が起こりやすくなります。

 

関連記事:筋肉痛を明日までに治す方法を加古川市の整骨院が解説

 

内側のリンパや静脈の圧迫・むくみ

ふくらはぎの内側には、リンパ管や静脈も通っています。これらの流れが滞ると、組織内に老廃物や水分が溜まり、押すと痛みを感じることがあります。

このタイプの痛みは、特に女性に多く見られる傾向があります。

  • 生理前後のホルモンバランスの変化
  • 長時間の座り仕事
  • 塩分の摂りすぎ
  • 運動不足による筋ポンプ作用の低下

朝よりも夕方に症状が強くなる場合は、むくみが関係している可能性が高いでしょう。

参考記事:足のむくみは整骨院(整体)で解消できる?柔道整復師が解説

 

神経痛・血栓症など疾患

頻度は低いものの、以下のような疾患が原因となることもあります。

神経性の痛み

  • 坐骨神経痛の一部として現れる場合
  • 脛骨神経の圧迫による痛み
  • 腰椎椎間板ヘルニアなどの影響

血管系の問題

  • 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)
  • 静脈瘤
  • 動脈硬化による血流障害

これらの場合、単に押すと痛いだけでなく、ピリピリとした痺れ感や、安静時でも続く痛み、腫れや熱感などの症状を伴うことが多いです。

 

こんなときは注意!病院へ行くべき症状とは?

多くの場合、ふくらはぎの内側を押すと痛い症状は筋肉系の問題ですが、以下のような症状がある場合は医療機関の受診をおすすめします。

 

痛みが強く、赤く腫れている

押すと痛いだけでなく、見た目にも明らかに腫れていて、皮膚が赤くなっている場合は注意が必要です。特に、触ると熱を持っているような感覚がある場合は、炎症が強く起こっている可能性があります。

このような症状は、筋肉や腱の炎症、あるいは感染症などが原因となることもあります。放置すると症状が悪化する恐れがあるため、早めの医療機関受診をおすすめします。

 

安静時でもズキズキする・熱感がある

押したときだけでなく、何もしていないときでもズキズキとした痛みが続く場合や、患部に明らかな熱感がある場合も要注意です。

これらの症状は、単純な筋疲労では起こりにくく、より深刻な原因が隠れている可能性があります。特に、夜間に痛みが強くなって眠れないような場合は、我慢せずに医療機関を受診しましょう。

 

ふくらはぎ内側の痛みに対する整骨院的アプローチ

整骨院では、ふくらはぎ内側の痛みに対してどのようなアプローチを行うのでしょうか。具体的な施術方法をご紹介します。

 

後脛骨筋・腓腹筋内側頭へのアプローチ

まず重要なのは、痛みの原因となっている筋肉を特定することです。

ふくらはぎの内側の痛みでは、主に後脛骨筋と腓腹筋内側頭という筋肉が関係していることが多いです。

後脛骨筋は足裏のアーチを支える深層の筋肉で、この筋肉が硬くなると内側の痛みの原因となります。一方、腓腹筋内側頭は表面に近い筋肉で、こちらも疲労すると同様の症状を引き起こします。

整骨院では、これらの筋肉に対して

  • 手技療法による筋肉の緊張緩和
  • トリガーポイント療法による痛みの軽減
  • 筋膜リリース技術による癒着の改善

などを行い、根本的な原因にアプローチしていきます。

 

アーチ低下や歩行のクセの矯正

ふくらはぎ内側の痛みは、足裏のアーチの問題や歩行時のクセと密接に関係しています。偏平足や過回内があると、後脛骨筋に過度な負担がかかり、痛みの原因となってしまいます。

整骨院では以下のようなアプローチを行います。

  • 足裏のアーチの状態をチェック
  • 歩行時の足の使い方を分析
  • インソールや足底板を使用した足部の矯正
  • 正しい歩き方の指導

これらのアプローチにより、根本的な原因から改善を図っていきます。単に痛みを取るだけでなく、再発を防ぐための根本治療が重要です。

 

再発を防ぐ日常姿勢や動作指導

治療だけでなく、日常生活での注意点や改善方法の指導も重要なアプローチです。

姿勢指導

  • 立ち仕事での正しい立ち方
  • デスクワーク時の足の置き方
  • 歩行時の正しい姿勢

動作指導

  • 階段の上り下りでの足の使い方
  • スポーツ時の動作改善
  • 日常動作での負担軽減方法

生活習慣の改善

  • 適切な靴の選び方
  • 入浴時のセルフケア方法
  • 運動習慣の取り入れ方

これらの指導により、治療効果を長続きさせ、再発を防ぐことができます。

 

※実際、これらのアプローチは多くの整骨院で行われていますが、細かなアプローチの方法は整骨院ごとに全く異なります。そのため、ふくらはぎの痛みを根本から解消したい場合は、どこの整骨院へ行くのかが最も重要なポイントになります。

 

ふくらはぎ内側のセルフケア(ストレッチ)

ふくらはぎの内側のセルフケア方法を解説していきます。

もっとも簡単なセルフケア方法として、ストレッチをおすすめします。

 

後脛骨筋のストレッチ

  1. 椅子に座り、痛みのある側の足首を反対の膝の上に置きます
  2. 足先を外側に向けながら、足裏を上に向けるように曲げます
  3. もう一方の手で足の甲を押さえ、ふくらはぎ内側が伸びるのを感じながら30秒キープ
  4. 1日3回程度行いましょう

 

ヒラメ筋のストレッチ

  1. 壁の前に立ち、両手を壁につきます
  2. 痛みのある側の足を一歩後ろに下げ、かかとを床につけたまま膝を軽く曲げます
  3. 前足に体重をかけながら、後ろ足のふくらはぎが伸びるのを感じます
  4. 30秒キープを1日3回行います

 

腓腹筋のストレッチ

  1. 壁の前に立ち、両手を壁につきます
  2. 痛みのある側の足を大きく一歩後ろに下げます
  3. 後ろ足のかかとを床につけたまま、膝をまっすぐ伸ばします
  4. 前足に体重をかけ、ふくらはぎ全体が伸びるのを感じながら30秒キープ

 

ふくらはぎの痛みは兵庫県加古川市「ロルク鍼灸整骨院」へ

ふくらはぎの内側を押すと痛い症状について、整骨院の視点からくわしく解説してきました。

多くの場合、この症状の原因は筋疲労や筋膜の癒着、後脛骨筋の張り、むくみなどが関係しています。

特に、長時間の立ち仕事や運動不足、偏平足などがある方に起こりやすい症状です。

重要なのは、症状を放置せず、早めのケアやストレッチで対処することです。適切なセルフケアを継続することで、多くのケースで症状の軽減が期待できます。ただし、強い痛みや腫れ、熱感がある場合、安静時でも痛みが続く場合、片方のふくらはぎだけが大きく腫れている場合などは、深部静脈血栓症や神経性疾患の可能性もあります。このような危険な兆候がある場合は、様子を見ずに速やかに医療機関を受診することが大切です。

また、症状が改善しない場合や再発を繰り返す場合は、根本的な原因を見つけるためにも、整骨院などにお気軽にご相談ください。

加古川市のロルク鍼灸整骨院では、独自の全身調整法を導入しており、痛みに対して「全身をみる」という方針で施術にあたらせていただいております。これまで、ふくらはぎの痛みに対して、ただふくらはぎのマッサージだけを受けてきた方などは、一度当院の全身調整法をご体感ください。きっと驚かれると思います。

 

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このブログを書いた人

ROLQ 整骨院グループ 代表 関野圭介
ROLQ 整骨院グループ 代表 関野圭介
運営店舗:三ノ宮鍼灸整骨院/住吉鍼灸院・接骨院/小顔ハイフ痩身専門サロン
症状の基本的な原因は患者様が一人一人持っていて、その一つ一つを患者様と共に見つけていく。 そして、最適な施術を提供し、改善した時の喜んで頂いている時の患者様の笑顔。患者様から頂く「ありがとう」の一言。 それを求めて日々頑張っています。整形外科や歯科医師とも連携し、患者さんに適切な治療ができるようにこれからも頑張ります。