
整体を受けたあとに「なんとなくだるい」「眠くなる」といった反応を感じる人は少なくありません。
なかでもまれに、「熱が出た」「38度まで上がった」という声もあります。
このような反応は「好転反応」と呼ばれることがありますが、果たして38度の発熱は本当に好転反応なのでしょうか?それとも別の病気のサインなのでしょうか?
本記事では、整体・整骨院の現場でよくある疑問「施術後の発熱」に対して、加古川市のロルク鍼灸整骨院がわかりやすく解説します。
整体後の38度発熱は好転反応?
整体後の発熱が38度程度であれば、一時的な好転反応として説明がつくケースもあります。
施術によって血流が促進され、自律神経が調整されることで、体の中で一時的な免疫反応や代謝の活性化が起こるからです。
熱とともに現れる軽度のだるさ、倦怠感、眠気などはよくある反応で、半日から1日程度で自然に熱が下がってくるのであれば、38度の発熱もあり得ない話ではありません。
体がだるい・軽く汗をかくといった軽症であることが前提
発熱に加えて、体が重い、眠い、少し汗ばむといった症状程度であれば、生理的な反応として捉えられる範囲です。
しかし、「全身の痛み」「強い悪寒」「ふらつき」などがある場合は別です。好転反応とは、あくまで軽度で一時的なもの。症状が重い・強い・続く場合は、ただの生理反応では済まされない可能性があります。
24~48時間以上続く・症状が悪化する場合は要注意
発熱が2日以上続く場合、もはや施術による一時的な反応とは言えません。
特に38.5度を超える高熱や、悪寒・頭痛・咽頭痛などが出るようなら、ウイルス感染や内科的疾患の可能性も疑う必要があります。自己判断で無理せず、早めの医療機関受診を検討しましょう。
好転反応と発熱の関係
好転反応として発熱があるのは、以下のような関係があると言われています。
老廃物の排出・免疫反応・循環改善
好転反応とは、体のバランスが変化し、回復のプロセスに入ったときに起きる「一時的な揺り戻し」のような反応です。
これには老廃物の排出や血流の急激な変化、筋緊張の解放などが関係します。一時的に体が疲れたような状態になるのは、体が治ろうとしているサインとも言えます。
筋膜・関節の調整による自律神経の作用
特に整体では、筋膜や関節の調整を通して副交感神経を優位に導き、リラックス状態をつくります。自律神経が急激に切り替わると、体温調整が一時的に乱れたり、免疫反応が過敏になったりして、発熱という形で現れることがあります。
好転反応ではないケースとは?
以下のようなケースは好転反応ではないケースが多いため、ただちに医療機関を受診しましょう。
38度後半~39度以上の高熱が出たとき
高熱(38.5度以上)が出た場合は、好転反応ではなく感染症や急性炎症の疑いが高まります。そのような場合には、早急に医療機関を受診すべきです。
激しい疲労感・動けないほどの倦怠感がある場合
「だるい」程度ではなく、起き上がれないほどの疲労感がある場合、好転反応とは異なる深刻な状態も疑われます。施術を受けた施設ではなく、まずは医療機関に相談するのが望ましいです。
発熱が長引く(3日以上)のケース
好転反応は長くても24~48時間が目安。それを超えても熱が下がらない場合は、感染症、または内科的な問題の可能性があり、自己判断は避けるべきです。
※整体後の好転反応がひどい原因と対処法を加古川市の整骨院が解説⇒
整体・整骨院へ相談してみましょう
好転反応で不安な思いをされている方は、一度施術を受けた整体院へ相談してみることをおすすめします。
実は、このときの対応で整体院が今後安心して通える院かどうかを判断することができます。
もちろん、症状や状態などを丁寧に聞いて判断してくれる整体院がベストです。ろくに話を聞かずに好転反応と決めつけるような整体院はおすすめできません。
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