「足の裏が痛い!!」
多くの方が経験したことのある足裏の痛みですが、実は痛む場所によって原因や対処法が大きく異なることはあまり知られていません。
加古川市のロルク鍼灸整骨院へも、連日のように足の裏の痛みで来院される患者さんがいますが、このことを伝えるとみなさん驚かれます。
本ページでは、そんな足裏の痛みに関して、場所別の原因と対処法を詳しく解説していきます。気になる方は最後までご覧ください。
足の裏が痛い原因は?場所でわかる3つのタイプ

足の裏の痛みは「かかと」「土踏まず」「指のつけ根」など、場所によって原因が異なります。
かかとが痛い場合
かかとの痛みで最も多い原因が「足底筋膜炎」です。
足底筋膜炎は、朝起きて最初の一歩でズキッと痛むのが特徴的で、歩いているうちに痛みが和らぐこともあります。足底筋膜とは、かかとの骨から指のつけ根まで広がる強靭な膜で、足のアーチを支える重要な役割を担っています。この筋膜に繰り返し負担がかかると、かかとの付着部で炎症を起こすのです。
また「踵骨棘(しょうこつきょく)」という、かかとの骨にトゲのような突起ができる症状も考えられます。レントゲンを撮ると骨の変形が確認できることが多く、足底筋膜炎が長期化した結果として現れることがあります。
土踏まずが痛い場合
土踏まずの痛みは、扁平足や足底筋膜の緊張による炎症が主な原因となります。
足のアーチが崩れることで、本来なら分散されるはずの体重が土踏まず部分に集中してしまうのです。特に運動不足の人が急に長時間歩いたり、体重が増加したりすると、土踏まずを支える筋肉が疲労を起こしやすくなります。
また、足首の柔軟性が低下している場合も、土踏まずへの負担が増大する要因となるでしょう。痛みは歩行時だけでなく、立っているだけでも感じることがあり、夕方になると症状が強くなる傾向があります。
指のつけ根が痛い場合
指のつけ根の痛みでは「モートン病」や中足骨頭部痛が疑われます。
モートン病は、足の指の間を走る神経が圧迫されて起こる症状で、特に第3趾と第4趾(中指と薬指)の間に痛みやしびれを感じることが多いのが特徴です。
つま先立ちやハイヒールを履くことで症状が悪化しやすく、歩くたびに電気が走るような痛みを感じる方もいます。
また、外反母趾や内反小趾がある場合、指のつけ根への負担が増すため、痛みが慢性化しやすい傾向にあります。
足の裏が痛くなりやすい生活習慣
足の裏が痛くなりやすい生活習慣の代表は以下のとおりです。
- 立ち仕事や長時間歩行
- 合わない靴や硬い靴底
- 運動不足や体重増加
詳しく解説していきます
立ち仕事や長時間歩行
立ち仕事や長時間歩行が足の裏の痛みの原因です。
立ち仕事をされている方は、足底筋膜に継続的な負荷がかかり続けます。
販売員や看護師、教師など、一日中立って働く職業の方は特に注意が必要です。
さらに、硬いコンクリートの上で長時間立つことは、足裏への衝撃を増大させます。適度な休憩を取り、足を高くして血流を促すことも大切です。可能であれば、クッション性のあるマットを敷いて作業することで、足への負担を軽減できます。
合わない靴や硬い靴底
サイズが合わない靴や、クッション性の低い硬い靴底は、かかとや指のつけ根に過度な圧力がかかり足の裏の痛みを引き起こします。特に幅が狭い靴は、足の横アーチを崩し、モートン病のリスクを高める要因となります。
靴選びのポイントは、つま先に1センチ程度の余裕があり、かかとがしっかりホールドされることです。
また、靴底は適度な柔軟性があり、足の自然な動きを妨げないものを選ぶとよいでしょう。仕事で決まった靴を履かなければならない場合は、インソールで調整することをおすすめします。
運動不足や体重増加
運動不足や体重増加も足裏の痛みの原因となります。
運動不足により足裏の筋肉が衰えると、アーチを支える力が弱まります。その結果、足裏への負担が増し、痛みが生じやすくなるのです。
体重の増加は、その分だけ足裏にかかる圧力が増大することになります。特に急激な体重増加は、足裏の組織が適応する時間がないため、炎症を起こしやすくなります。適度な運動で筋力を維持し、体重管理を心がけることが、足裏の健康を保つ秘訣といえるでしょう。
足の裏の痛みをやわらげるセルフケア

足の裏の痛みをやわらげるセルフケアは以下のとおりです。
- 足裏マッサージ&ストレッチ
- 温めて筋肉をやわらげる
- 靴・インソールの見直し
詳しく解説していきます
足裏マッサージ&ストレッチ
足の裏の痛みをやわらげるセルフケアとして、足裏マッサージとストレッチが効果的です。
テニスボールを使った足裏マッサージは、手軽で効果的な方法です。
椅子に座った状態でボールを足裏に置き、体重をかけながらゆっくりと転がします。痛気持ちいい程度の圧で、ひとつの場所につき30秒から1分程度行うとよいでしょう。
ストレッチも重要なセルフケアのひとつです。タオルを使った足指の運動や、階段の段差を使ったふくらはぎのストレッチは、足底筋膜の柔軟性を高めます。朝起きる前にベッドの上で足首を回したり、つま先を上下に動かしたりすることで、起床時の痛みを軽減できることもあります。
温めて筋肉をやわらげる
入浴や蒸しタオルで足裏を温めることは、血流を促進し、炎症の回復を助けます。40度程度のお湯に15分ほど足を浸けると、筋肉の緊張がほぐれ、痛みが和らぎます。
ただし、急性期で腫れや熱感がある場合は、冷やすほうが効果的なこともあります。痛みが出てから48時間以内で、患部が熱を持っている場合は、氷嚢などで10分程度冷やし、炎症を抑えることを優先しましょう。慢性的な痛みには温めが有効ですが、症状に応じて使い分けることが大切です。
靴・インソールの見直し
アーチを支えるインソールや柔らかい靴底は、再発予防に大きな効果を発揮します。市販のインソールでも、土踏まずをサポートする機能があるものを選べば、足裏への負担を軽減できます。
オーダーメイドのインソールを作ることも選択肢のひとつです。足の形状を正確に測定し、個人に合わせて作られたインソールは、より効果的にアーチをサポートします。初期投資は必要ですが、長期的に見れば足の健康を守る価値ある投資といえるでしょう。
足の裏の痛みは加古川市のロルク鍼灸整骨院へ

足の裏の痛みでお悩みの方は、一度加古川市のロルク鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。
当院では、豊富な実績と日々の研修で常に患者様にとって最善の施術を提供できるよう準備をしております。
足の裏の痛みに関しても、これまで多くの施術実績があり、多くの方がお悩みを解消されています。
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相談は無料で行っております。