「膝痛が酷いからサポーターを着用しようと思っている」
「そもそも膝サポーターの効果ってあるの?」
「膝サポーターを着用するときの注意点は?」
膝の痛みが酷いときの対策として、膝サポーターを着用されている方も少なくありません。
また、今後膝サポーターの着用を検討されている方も多いでしょう。
加古川市のロルク鍼灸整骨院でも、膝痛でお悩みの方が連日来院されていますが、膝サポーターに関する質問をよく受けます。
本ページでは、そんな膝サポーターの効果について加古川市のロルク鍼灸整骨院がくわしく解説させていただきます。
膝サポーターの効果がある
膝サポーターには一定の効果があります。
では、どのような効果があるのか具体的にお伝えさせていただきます。
膝の安定性を高める
膝サポーターの一番の効果は膝の安定性を高める効果です。
膝関節症の大きな問題のひとつに、関節の不安定さがあります。
特に、変形性膝関節症などで膝の軟骨が摩耗していると、関節の動きが不安定になり、余分な動きが生じてしまいます。
この不安定さがさらなる痛みや関節へのダメージを引き起こす原因となります。
この不安定さを改善してくれるのがサポーターです。サポーターを着用すると、膝周囲の筋肉や靭帯をサポートし、膝の安定性を高めることができます。
これにより、関節にかかる負担が軽減され、日常生活や運動時の動きがスムーズになり、痛みの軽減にもつながるのです。
衝撃の吸収
膝サポーターには衝撃を吸収する効果があります。
膝関節症の痛みは、関節にかかる衝撃や圧力が原因のひとつです。
特に、歩行や階段の上り下り、ランニングなどの動作で膝にかかる負荷は想像している以上に大きくなります。
サポーターは、このような衝撃や圧力を部分的に吸収してくれる効果があるのです。
保温効果
膝サポーターには、膝を保温する効果があります。
膝関節症の痛みは、寒さや冷えによって痛みが増強することも特徴のひとつです。
冷えにより膝周辺の筋肉や血管が収縮し、血流が悪くなると、炎症が悪化し、痛みが増強します。
ただし、膝サポーターを着用すると、膝が保温され冷えにくく血行促進の効果が期待できます。
血行が良くなると、炎症を抑え、筋肉の硬直が緩和されるため、次第に痛みが軽減され関節の可動域向上効果も期待できるのです。
日常生活のサポート
膝関節症の患者は、歩行や階段の上り下り、立ち座りといった日常の動作に困難を感じることが多いです。
膝サポーターは、これらの動作を補助し、痛みや不安感を軽減することで、日常生活の質を向上させることができます。
痛みが少なくなることで、活動的な生活を送ることが可能になり、膝への過剰な負担を避けながら、日常の動作をスムーズに行うことができるようになります。
膝サポーターを着用する際の注意点
膝サポーターを着用する際には、以下の点にご注意ください。
合ったサイズを選ぶ
サポーターを選ぶ際、サイズ選びは非常に重要です。
サイズが合わないサポーターを着用すると、期待される効果が得られないばかりか、血流が悪くなるなどの問題を引き起こすことがあります。
特に、サポーターが小さすぎると膝を圧迫し、血流が妨げられてむくみや痛みが増す可能性があります。
一方、大きすぎると、しっかりと膝をサポートできず、安定性が得られないため、膝にかかる負担が軽減されません。
膝の周囲のサイズをしっかりと測り、自分の膝に合ったサイズのサポーターを選ぶことが大切です。
長時間の使用を避ける
サポーターは、膝のサポートや痛みの軽減に効果的ですが、長時間の着用はかえって問題を引き起こすことがあります。
膝サポーターは一時的に膝を支えるためのものなので、長期間使用すると筋力が低下してしまう恐れがあります。
特に、膝の周囲の筋肉が弱ってしまうと、関節を支える力が減り、サポーターなしでは膝が不安定になりがちです。
サポーターを使用する際は、必要な時間だけに限定し、休憩や筋肉の強化トレーニングも並行して行うことをおすすめします。
正しい装着方法
サポーターを効果的に使うためには、正しい装着方法を守ることが重要です。
間違った位置や方法で着用すると、十分なサポートが得られず、膝への負担が増す可能性があります。
サポーターは、膝をしっかりと覆う位置に装着し、ずれないようにしっかり固定する必要があります。
ただし、強く締めすぎると血行不良を引き起こす可能性があるため、適度な締め具合を心がけましょう。
装着方法がわからない場合は、購入時に店員に相談したり、整骨院などでアドバイスを求めることをおすすめします。
清潔に保つ
サポーターは直接肌に触れるため、汗や汚れが溜まりやすいです。
特に長時間の着用やスポーツの際に使用すると、衛生面での問題が生じることがあるため、定期的に洗濯し、清潔に保つことが大切です。
洗濯の際は、製品に応じた洗い方を守ることが重要です。
サポーターの素材や構造によっては、洗濯機で洗うと形状が変わることがあるため、手洗いや自然乾燥を推奨する場合もあります。
また、サポーターが伸びたり、破れたりした場合は、すぐに買い替えることをおすすめします。
膝サポーターは膝痛の根本改善にはならない
ここまで読み進めていただいた方は何となく感じているかもしれませんが、膝サポーターは膝痛を根本改善させるものではありません。
あくまでも、膝痛という症状を緩和させるものであり、膝痛を根本改善させるためには適切な施術を受けたり、日常生活の姿勢や体の使い方を改める必要があります。
膝サポーターを着用すること自体は悪いことではありませんが、膝サポーターを常日頃から着用することはおすすめしません。
もし、日常的に膝サポーターを着用しないと不安を感じてしまう方は、一度医療機関や整骨院などへ相談してみることをおすすめします。
膝痛でお悩みの方は加古川市のロルク鍼灸整骨院
膝痛でお悩みの方は、一度加古川市のロルク鍼灸整骨院へお越しください。
ロルク鍼灸整骨院では、膝痛の根本的な原因を見つけ出し的確な施術を行うことで、思うように改善しなかった膝痛を改善へと導きます。
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