「子どもが練習後に肘を痛がる」

「小学生で野球肘になる理由は？」

「親として出来ることはあるの？」

野球をしている小学生でよくみられるスポーツ障害が「野球肘」です。

加古川市のロルク鍼灸整骨院においても、野球肘の症状で来院される小学生が後を絶ちません。

なぜ野球をしている小学生は野球肘になってしまうのでしょうか？

また、親御さんや指導者の人が出来ることは何があるのでしょうか？

加古川市のロルク鍼灸整骨院が本ページで分かりやすく解説していきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

野球肘が小学生に多い理由

野球肘が小学生に多い理由は以下のとおりです。

成長期の骨や軟骨の未熟さ

成長期真っ只中の小学生は、骨や軟骨がまだ十分に発達していないため、関節や靭帯への負担に対して成人よりもかなり脆弱です。

投球やスローイング動作では肘の内側に強い力がかかり、成長軟骨に繰り返し負荷が加わることで、炎症や損傷を引き起こしやすくなります。

特に、肘の内側の骨や軟骨が痛む場合には、放置すると変形を引き起こすリスクもあるため、早期の対応が重要です。

未熟な投球フォーム

小学生は筋力や体の使い方が未熟なうえ、野球の技術も未熟なため投球フォームが安定しにくいことが多いです。

特に、腕や肩だけでボールを投げることが多く、体全体で投げるフォームが習得できていない場合、肘に負担が集中します。

また、疲労がたまるとフォームが崩れやすく、さらに肘に過度な負担がかかることが多くなります。

投球フォームを正しく身につけることで、肘への負荷を軽減できるため、指導者による指導が重要です。

投球数や練習量の管理不足

小学生の投球数や練習量が管理されていない場合、肘への負担が過剰になる可能性があります。

試合や練習が重なると、短期間で多くの投球を行うことが多く、十分な休息が取れないままに練習が続くと肘の回復が追いつきません。近年では、公式戦などで連続した試合で投球することが禁止されたりの対策がとられているケースもありますが、それでもまだ対策不足だと感じます。

適切な投球数の制限や休息日を設定することで、肘の負担を和らげることができます。

成長期の選手には回復に時間がかかるため、体の負担を考慮した練習計画が必要です。

肩や体幹の筋力不足

小学生は筋力が未発達で、特に肩や体幹の筋力が不足していることが多くあります。

これにより、肩や体幹でサポートすることなく肘だけで投げる形になりやすく、肘に過剰な負担がかかります。

とはいえ、成長段階の小学生に過度な筋力トレーニングを実施させることはおすすめできません。

つまり、小学生の段階での筋力不足はある程度仕方のないことであり、筋力不足に対応した投球制限を設けてあげることが望ましいでしょう。

適切な指導やサポートの不足

特に小学生の野球指導において、正しいフォームや練習量の管理が十分でない場合、選手が無理をしてしまうことがあります。

小学生は自分の体の限界を理解することが難しいため、指導者や保護者が適切にサポートし、体調を確認しながら練習を管理することが大切です。

また、肩や肘に違和感を感じた場合に、すぐに相談しやすい環境づくりが重要です。

保護者＆指導者が注意すべき点

小学生の野球肘を改善＆予防するためには、保護者や指導者の力が必要になります。

特に以下の点には十分にご注意いただき、野球肘の改善＆予防に努めていただきたいと思います。

練習を休める環境づくり

加古川市のロルク鍼灸整骨院にも小学生で野球肘になる子が多く来院されます。

そんな子どもたちが口を揃えて言うのが「練習を休めない」です。

練習を休むと監督に怒られる。レギュラーを外される。周りの子どもたちから遅れをとる。

このような理由で練習を休めないと言う子が大半です。

野球肘は早期に対策を行うことで再発を防ぐことが出来ます。まだまだ野球人生が始まったばかりの子どもたちにとっては小学生の数週間の休みなんて何の影響もありません。

子どもたちが安心して休める環境をつくってあげるのは保護者＆指導者の役割です。

ぜひ、子どもが「肘が痛いので休みます！」と言える環境をつくってあげてください。

変化に気づいてあげる

子どもは自身の痛みを伝えることが苦手です。

つまり、野球肘を発症しているのかを気づいてあげられるのは周囲に大人しかいないのです。

野球肘になると何かしらのサインが出ます。

代表的なものでいえば、投球フォームがいつもと違うことや、肘を気にする動作などがあります。

これらを見逃さずに気づいてあげることで野球肘の重症化を未然に防ぐことが出来ます。

専門家の力を借りる

野球肘は気合や根性で治るものではありません。

近年は、そのような古い価値観の指導者は減少傾向にありますが、ひと昔前は野球肘になっても練習をしておけばいずれ治るという考えがありました。

野球肘を発症した際は、必ず専門家の力を借りましょう。整形外科や整骨院などがその専門です。

少しの痛みでも重症化するリスクは十分にあるため、保護者判断・指導者判断をせずに必ず専門施設に行くことをおすすめします。

小学生の野球肘なら加古川市「ロルク鍼灸整骨院」へ

小学生の野球肘は、加古川市のロルク鍼灸整骨院へお任せください。

ロルク鍼灸整骨院では、的確な施術とアドバイスによって野球肘を早期に回復させることが出来ます。

どこに行っても安静しか指導されない人や、思ったように症状が回復されない人は、一度加古川市のロルク鍼灸整骨院へお気軽にお越しください。

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