「肘の内側をぶつけてビリビリッと電気が走ったような感覚になった」
「ファニーボーンって何?」
「頻繁に起きるんだけど病院に行くべき?」
肘の内側を机の角やドアにぶつけた瞬間、小指から腕にかけてビリビリと電気が走るような感覚。あまりの痺れに思わず「うっ」と声が出てしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
この現象は「ファニーボーン」と呼ばれていますが、実際にどんなメカニズムで起きているのか、頻繁に起きる場合はどうすればいいのかは意外と知られていません。
本ページでは、加古川市の「ロルク鍼灸整骨院」が、ファニーボーンのメカニズム、整形外科へ行くべきケース、予防方法までわかりやすく解説します。
ファニーボーンとは?

ファニーボーンとは、肘の内側をぶつけたときに起きる、ビリビリとした痺れの感覚のことです。
正式な医学用語ではなく、俗称や通称として使われて用いられています。
英語では「Funny Bone(面白い骨)」という名前で広く知られていますが、実際には骨ではなく痺れを指しています。痺れの正体は、肘の内側を通っている「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」です。尺骨神経は、肘の内側で骨と皮膚の間という非常に浅い場所を通っています。筋肉や脂肪などの保護がほとんどないため、外からの刺激を受けやすく、少しぶつけただけでも強い痺れが走ります。
ファニーボーンが起きるメカニズム
ファニーボーンでは、尺骨神経が圧迫されることで、電気信号が乱れて痺れが起きます。
尺骨神経は、肘の内側で骨と皮膚の間という非常に浅い場所を通っています。筋肉や脂肪などの保護がほとんどなく、実質的に骨と皮膚に挟まれた状態です。そのため、机の角などにちょっとぶつけただけでも、神経が直接刺激されてしまうのです。
神経が圧迫されると、脳と体をつなぐ電気信号が乱れます。神経は電線のようなもので、通常は規則正しく電気信号を流していますが、外から強い圧力がかかると信号が混乱してしまい、それを脳が「痺れ」として認識するのです。
この痺れが小指と薬指に特に強く広がるのは、尺骨神経がこれらの指を支配しているためです。そして、ぶつけた瞬間の圧力がなくなれば神経への血流が戻り、電気信号も正常に戻るため、数秒から数分で自然に治まります。
ファニーボーンが起きやすい場面

日常生活のなかで、ファニーボーンが起きやすい場面を紹介します。自分に当てはまる状況がないか確認してみてください。
机の角に肘をぶつける
最も多いのが、机の角に肘の内側をぶつけるケースです。
デスクワーク中に立ち上がるとき、横にある物を取ろうとしたとき、ふとした瞬間に肘が机の角に当たってしまいます。「カツン」という音とともに一瞬でビリビリッとした痺れが走り、思わず肘を押さえてしまうという経験は誰にでもあることでしょう。特に集中して作業しているときは周囲への注意が散漫になり、無意識に肘をぶつけてしまうことが多いです。
肘をついて寝る
肘をついて寝ると、長時間神経が圧迫され続けます。
横向きで寝るときに肘枕をしたり、ソファで肘をついてうたた寝をしたりすると、体重によって尺骨神経が長時間圧迫されます。目が覚めたときに腕全体が痺れていて、しばらく動かせないということもあります。ぶつけた場合よりも圧迫時間が長いため、痺れが数時間続くこともあり、場合によっては一時的に握力が落ちることもあります。
スポーツでの接触
スポーツ中に肘をぶつけることもあります。
バスケットボールやサッカーなど、相手選手との接触があるスポーツでは、肘同士がぶつかったり、転倒したときに地面に肘をついたりすることがあります。その瞬間に強い痺れが走り、一時的にプレーができなくなることもあります。また、格闘技などでは、相手の攻撃が肘の内側に当たって痺れることもあります。
こんな症状があればすぐに整形外科へ
緊急性が高い症状としては、まず痺れが数時間以上続く場合が挙げられます。通常のファニーボーンであれば数分で治まるはずですが、それ以上続く場合は神経が深刻なダメージを受けている可能性があります。
また、痺れが日に日に強くなっている、小指と薬指が動かしにくくなった、握力が明らかに落ちた、手の感覚が鈍くなったという症状がある場合も、すぐに受診が必要です。これらは「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」という病気の可能性があります。
頻繁に起きる場合も注意が必要です。特に肘をぶつけていないのに痺れる、1日に何度もファニーボーンのような痺れが起きる、肘を曲げるだけで痺れるという状況は、尺骨神経が慢性的に圧迫されているサインです。放置すると神経のダメージが進行してしまうため、早めの受診が重要です。
受診する診療科は整形外科で、できれば手の外科を専門にしている医師がいる病院がベストです。必要に応じてMRI検査や神経伝導検査を行い、神経の状態を詳しく調べることになります。
肘部管症候群とは?

肘部管症候群は、尺骨神経が慢性的に圧迫される病気です。
肘の内側には尺骨神経が通るトンネル(肘部管)があり、長時間肘を曲げる姿勢を続けるとこのトンネルが狭くなって神経が圧迫されます。デスクワークで肘をついて作業する、スマホを長時間持つ、寝るときに肘を深く曲げたまま寝るといった習慣が主な原因です。
症状は小指と薬指の痺れから始まり、進行すると常に痺れるようになります。さらに悪化すると手の筋肉が痩せて握力が落ち、箸が使いにくい、ボタンがかけられないといった日常生活に支障が出てきます。軽度なら肘を曲げない工夫やサポーターで改善しますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。
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ファニーボーンの予防方法
肘の内側をぶつけないように注意することが基本です。
デスクワークではアームレスト付きの椅子を使い、肘をつかないよう心がけてください。睡眠時は横向きで寝るなら抱き枕を使って肘への圧迫を避け、仰向けで寝るとさらに安心です。スポーツでは肘当てやプロテクターを使用し、転倒時の正しい受け身を練習しておくことも有効です。
スマホを長時間持つ方は、30分ごとに一度腕を真っ直ぐ伸ばして休憩を取りましょう。これだけで尺骨神経への負担を大きく減らせます。
接骨院でできること
接骨院では、肘部管症候群の予防と軽度の症状改善をサポートできます。
手技療法で肘周りの筋肉をほぐして血流を改善し、電気療法も併用することで筋肉の緊張を緩和していきます。デスクワークでの肘の使い方やスマホの持ち方など、日常生活での注意点を具体的にアドバイスし、肘周りのストレッチ方法も指導します。
必要に応じてテーピングで肘を保護し、定期的な施術で肘部管症候群のリスクを軽減できます。
肘のお悩みは加古川市のロルク鍼灸整骨院へ!

肘のお悩みは、加古川市のロルク鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。
当院では、多くの肘の痛みに対する施術実績があります。もちろん、対応できるもの、できないものがありますが、当院で対応できない肘のお悩みは整形外科を紹介しますのでご安心ください。
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