運動してないのに筋肉痛みたいな痛みが出る理由と対処法|加古川市の整骨院が解説

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「運動もしていないのに、ふくらはぎや背中が筋肉痛のように痛い…」

このような症状でお悩みの方って意外と多いんです。

心のあたりのない痛みって本当に不安になりますよね。

実は、これは加古川市のロルク鍼灸整骨院でもよく聞かれる相談のひとつなんです。

本ページでは、運動をしていないのに筋肉痛のような痛みが起こる原因と考えられる原因、そして対処法を整骨院の視点からわかりやすく解説していきます。痛みの原因を正しく理解して、適切な対処を心がけましょう。

 

運動してないのに筋肉痛のような痛みの原因は?

運動をしていないにも関わらず筋肉痛のような痛みを感じる場合、その背景には様々な原因が考えられます。

多くの方は「運動していないから筋肉痛になるはずがない」と思われがちですが、実際には日常生活の中で筋肉に負担をかけていることはあります。

では、ひとつずつ原因は解説していきます。

 

日常生活の中で無意識に筋肉を使っている

「運動していない」と思っていても、実は日常生活の中で筋肉を酷使しているケースは意外とあります。

例えば、普段よりも念入りに掃除をした日、長時間同じ姿勢でデスクワークを続けた日、久しぶりに階段を多く上り下りした日などは、知らず知らずのうちに筋肉に負荷をかけているのです。

特に、普段運動習慣がない方の場合、ちょっとした負荷でも筋肉が疲労しやすい状態になっています。

重い荷物を持ったり、高いところのものを取ろうとして背伸びをしたり、床に落としたものを拾うために中腰になったりといった何気ない動作でも、筋肉には負担がかかります。

また、季節の変わり目に衣替えで重い荷物を運んだり、年末の大掃除で普段使わない筋肉を使ったりすることも、筋肉痛のような症状を引き起こす原因となります。

「運動したつもりがないだけ」で、実際には筋肉を使っているケースって意外と多いんです。

 

姿勢の悪さや身体の歪みによる慢性的な負担

現代人に最も多い原因のひとつが、姿勢の悪さによる筋肉への慢性的な負担です。

特に猫背、反り腰、ストレートネックといった姿勢の問題は、特定の筋肉に継続的なストレスをかけ続けるため、運動をしていなくても筋肉痛のような症状を引き起こします。

デスクワークが中心の方に特に多く見られるのが、肩や首、背中の筋肉の緊張による痛みです。長時間同じ姿勢を保つことで、筋肉が硬くなり血流が悪くなります。その結果、まるで運動後のような筋肉の疲労感や痛みを感じるようになるのです。

また、スマートフォンやタブレットを長時間使うことによる「スマホ首」も、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。正常な首のカーブが失われることで、頭の重さを支えるために首や肩の筋肉が過度に働き続けることになり、慢性的な筋肉の緊張状態が続きます。このような姿勢のクセは一朝一夕には改善されないため、継続的なケアが必要になります。

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ストレスや自律神経の乱れ

精神的なストレスも筋肉痛のような症状を引き起こす原因のひとつです。

ストレスを受けると、私たちの体は自然と「戦うか逃げるか」の状態になり、交感神経が優位になります。

この状態が続くと、筋肉は常に緊張状態を保つことになり、まるで運動をした後のような疲労感や痛みを感じるようになります。

特に、仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、家庭の問題などが長期間続いている場合、無意識のうちに肩に力が入ったり、歯を食いしばったりすることが多くなります。これらの行動は筋肉の緊張を招き、首や肩、背中の痛みとして現れることがあります。

また、睡眠不足や不規則な生活リズムも自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を引き起こします。リラックスできない状態が続くことで、筋肉が十分に休息を取れず、疲労が蓄積されていくのです。

ストレス由来の筋肉の痛みは、単純な筋肉疲労とは異なるアプローチが必要になることも多いため、原因を正しく把握することが重要です。

寝返り不足&合わない寝具

朝起きたときに「筋肉痛みたいに痛い」と感じる場合、睡眠時の問題が潜んでいる場合もあります。

特に、寝返りが少ないことやマットレスが体に合っていないことがおもな原因になりやすいです。

寝返りは、睡眠中に同じ部位に圧力がかかり続けることを防ぐ重要な生理現象です。しかし、ストレスや疲労、飲酒などの影響で深い眠りが妨げられると、寝返りの回数が減少してしまいます。その結果、特定の筋肉や関節に負荷が集中し、朝起きたときに痛みを感じることになります。

また、マットレスが柔らかすぎる場合は体が沈み込みすぎて寝返りがしにくくなり、硬すぎる場合は圧迫による血流不良を引き起こします。枕の高さが合わない場合も、首や肩の筋肉に不自然な負荷をかけ続けることになり、朝の不快感につながります。

良質な睡眠は筋肉の回復にとって欠かせないものです。寝具が体に合っていないと、本来休息すべき時間に筋肉に負担をかけ続けることになってしまいます。

内科的疾患

多くの場合は日常生活が原因で起こる筋肉の緊張や疲労が原因ですが、稀に内科的・神経的な疾患が隠れている可能性もあります。

筋肉痛と似た症状を呈する代表的な疾患として、線維筋痛症や神経痛、甲状腺機能異常、ビタミン欠乏症などが代表的です。

線維筋痛症は、全身の筋肉や関節に慢性的な痛みを引き起こす疾患で、運動をしていなくても激しい筋肉痛のような症状が現れることがあります。

また、神経痛の場合は、ピリピリとした電気が走るような痛みや、しびれを伴うことが特徴的です。

重要なのは、以下のような症状がある場合は速やかに医療機関を受診すること。目安としては、痛みが1週間以上長引く場合、発熱やしびれを伴う場合、痛みが徐々に悪化している場合、安静にしていても痛みが改善しない場合などは、内科的疾患も視野に入れて一度医療機関に相談してみましょう。

 

自宅でできる筋肉痛のセルフケア&対処法

運動をしていないのに筋肉痛のような痛みを感じた場合、自宅でできるセルフケアを実践することで症状の改善が期待できます。

ただし、症状が重い場合や長期間続く場合は、専門家に相談することをおすすめします。

 

温めて血流を促す(特に入浴)

筋肉の痛みやこわばりを感じた時の最も効果的なセルフケアのひとつが、温熱療法です。

特に入浴は、全身の血流を促進し、筋肉の緊張をほぐす効果が高く、手軽に実践できる方法としておすすめされています。

38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分程度ゆっくりと浸かることで、筋肉の血流が改善され、疲労物質の排出が促進されます。熱すぎるお湯は逆に筋肉を緊張させる可能性があるため、心地よいと感じる温度を保つことを意識しましょう。入浴剤を使用する場合は、炭酸系や温熱効果のあるものを選ぶとより効果的です。

入浴以外にも、蒸しタオルを痛む部位に当てる、温湿布を貼るといった方法も効果的です。ただし、急性の炎症がある場合はアイシングが適していることもあるため、症状の性質を見極めることが大切です。

 

軽めのストレッチや深呼吸でリラックス

筋肉の緊張をほぐし、ストレスを軽減するために、軽いストレッチと深呼吸を組み合わせたリラクゼーションを行いましょう。

無理な伸ばし方は筋肉を傷める可能性があるため、心地よいと感じる程度の強度で行うことが重要です。

首や肩のストレッチでは、頭をゆっくりと左右に倒したり、肩を上下に動かしたりする簡単な動作から始めましょう。背中の筋肉には、両手を頭上で組んで背伸びをする、椅子に座ったまま体をひねるといった動作が効果的です。各ストレッチは10〜30秒程度キープし、呼吸を止めないように注意してください。

深呼吸は自律神経のバランスを整える効果があります。4秒で鼻から息を吸い、7秒間息を止め、8秒で口からゆっくりと息を吐く「4-7-8呼吸法」は、リラクゼーション効果が高いとされています。

ストレッチと深呼吸を組み合わせることで、筋肉の緊張だけでなく精神的な緊張も和らげることができるでしょう。

 

寝具や姿勢を見直す

朝起きたときに痛みを感じる場合は、寝具や睡眠時の姿勢を見直すことが重要です。

マットレスは体重を均等に分散し、自然な寝返りができる硬さのものを選びましょう。一般的に、仰向けに寝たときに腰の部分に手のひら1枚分程度の隙間ができる硬さが適していると言われています。

枕の高さも重要なポイントです。横向きに寝たときに、首から背骨のラインがまっすぐになる高さが理想的です。枕が高すぎても低すぎても首や肩の筋肉に負担をかけてしまいます。最近では、自分の体型に合わせて調整できる枕も販売されているので、検討してみると良いでしょう。

日中の姿勢についても意識して改善しましょう。デスクワークの際は、モニターの高さを目線と同じかやや下にし、足裏全体が床につくように椅子の高さを調整します。1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かすことで、同じ姿勢による筋肉の緊張を防ぐことができます。スマートフォンを使用する際も、できるだけ画面を目線の高さに近づけて、首を下向きにしすぎないよう注意してください。

脚を組むなどの不良姿勢も見直すとよいでしょう。

仰向けで背中が痛い時の対処法を加古川市の整骨院が解説

 

水分・栄養を意識的に摂取

筋肉の痛みや疲労感は、脱水や栄養不足によって悪化することがあります。

特に水分不足は血流を悪くし、筋肉への酸素や栄養の供給を妨げるため、こまめな水分補給を心がけましょう。1日に体重1kgあたり30〜35mlの水分摂取が目安とされています。

筋肉の疲労回復には、タンパク質、ビタミンB群、マグネシウムなどの栄養素が重要です。タンパク質は筋肉の修復に必要な栄養素で、魚、肉、卵、大豆製品などから摂取できます。ビタミンB群は疲労回復を促進し、豚肉、うなぎ、玄米、納豆などに多く含まれています。

マグネシウムは筋肉の収縮と弛緩に関わる重要なミネラルで、不足すると筋肉の痙攣や緊張を引き起こすことがあります。海藻類、ナッツ類、緑黄色野菜などに豊富に含まれているため、これらの食材を意識的に摂取しましょう。また、抗炎症作用のあるω-3脂肪酸を含む青魚や、抗酸化作用のあるビタミンCやEを含む野菜や果物も積極的に摂取することをおすすめします。

少し難しい内容になってしまいましたが、要するにバランスのよい食事を心掛ければ問題ありません。

 

スマホやPC時間を制限して自律神経を整える

現代人の筋肉の緊張や痛みの多くは、スマートフォンやパソコンの長時間使用による姿勢の悪化と自律神経の乱れが関係しています。

これらの機器の使用時間を意識的に制限することで、筋肉の負担を軽減し、自律神経のバランスを整えることができます。

スマートフォンの使用では、長時間下を向く姿勢が首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。使用時間をタイマーで管理し、30分使ったら5分休憩するといったルールを設けましょう。また、ベッドでの使用は姿勢が不安定になりやすいため、できるだけ避けることが望ましいです。

パソコン作業においても、作業時間の管理と定期的な休憩が重要です。画面を見続けることで目の疲れが生じ、それが肩や首の筋肉の緊張につながることもあります。

現代においてスマホやパソコンの使用を避けることはできません。それでも自分でルールを設けることで体の不調を防ぐことは十分可能です。

 

整骨院で対応できないケース

筋肉痛を感じた場合、整骨院へ相談する方が多いですが、整骨院で対応できるケースとできないケースがあります。

もちろん、腕のよい整骨院では対応できないケースの筋肉痛の場合は医療機関への通院を促してくれます。

しかし、その判断ができない整骨院があるのも事実で、このような場合はいつまでも整骨院で施術を受けて結局病院に行ったら違う病気だったなんて事例もあります。

そこで、みなさんもある程度の判断材料を知っておくことが自分の身を守るためには重要です。

 

医療機関をすすめるケース

以下のような症状がある場合は、整骨院ではなく医療機関での診察が必要です。

まず、激しい痛みが続く場合や、痛みが日に日に悪化している場合は、炎症性の疾患や神経系の問題の可能性があります。

しびれや発熱を伴う場合も、単純な筋肉疲労以外の原因を考える必要があります。

特に、手足のしびれや脱力感がある場合は、神経の圧迫や炎症が疑われるため、早期に医療機関を受診しましょう。発熱がある場合は、感染症や炎症性疾患の可能性もあります。

痛みの部位が移動したり、安静にしても改善しない場合も要注意です。このような症状は、関節リウマチなどの全身性疾患や、内臓疾患からの関連痛の可能性があります。

また、日常生活に著しい支障をきたすほどの痛みがある場合も、医療機関によりくわしい検査を受けることが重要です。整骨院と医療機関は、それぞれ異なる役割を持っています。症状の特徴を正しく理解して適切な選択をしましょう。

 

筋肉痛でお悩みの方は加古川市ロルク鍼灸整骨院へ

筋肉痛でお悩みの方は、加古川市のロルク鍼灸整骨院へお越しください。

ロルク鍼灸整骨院では、以下の特長から多くの方にご支持いただいております。

 

確実な全身調整

当院では、筋肉痛に対して痛みのある場所を揉んで、電気をあてるだけの施術は行いません。

当院は、筋肉痛においてもアプローチする場所は全身です。

全身に対して観察&アプローチを行うことで、より的確に筋肉痛を改善することができます。

 

丁寧なヒアリング&観察

施術をする前に、ヒアリング&観察を丁寧に行うこともロルク鍼灸整骨院の特長です。

日常生活のなかで、筋肉痛の治りを妨げる要因はないか?ご自身に一番適したセルフケアの方法は何か?など、ヒアリング&観察を通して見極めます。

その結果、的確なアドバイスができるため、早期の筋肉痛改善が望めるのです。

 

まずはお気軽にご相談ください

もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。

相談は無料で行っております。

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このブログを書いた人

ROLQ 整骨院グループ 代表 関野圭介
ROLQ 整骨院グループ 代表 関野圭介
運営店舗:三ノ宮鍼灸整骨院/住吉鍼灸院・接骨院/小顔ハイフ痩身専門サロン
症状の基本的な原因は患者様が一人一人持っていて、その一つ一つを患者様と共に見つけていく。 そして、最適な施術を提供し、改善した時の喜んで頂いている時の患者様の笑顔。患者様から頂く「ありがとう」の一言。 それを求めて日々頑張っています。整形外科や歯科医師とも連携し、患者さんに適切な治療ができるようにこれからも頑張ります。