兵庫県内で、これまで多くの「ぎっくり腰」の施術をしてきましたが、冬場のぎっくり腰は夏場と比較すると随分多い印象です。
おそらく、ぎっくり腰を経験したことがある人でも…
- 決まって冬場に発症する
- 季節の変わり目に発症する
- なぜか年末年始に発症する
など、冬場の発症が多いと感じる人も多いのではないでしょうか。
では、「冬」と「ぎっくり腰」は実際のところ何か関係性があるのでしょうか?
本ページでは「冬場のぎっくり腰」に焦点をあてて、原因と対策を中心にみなさんにもわかりやすく解説させていただきます。
毎年、ぎっくり腰に悩まされている人はぜひ、最後までご覧ください。
冬、寒い季節にぎっくり腰が多い原因
冬場のように寒い季節にぎっくり腰が多い原因は、みなさんも容易に想像がつくように「気温の低さ」です。
では、寒いとなぜぎっくり腰になりやすいのでしょう?
おもな理由は以下のとおりです。
筋肉が硬くなりやすい
寒くなると体が冷えきってしまい血流が悪くなります。
筋肉にとって血液は大切です。血流が悪くなった筋肉は温度が下がり硬くなることで、普段の何気ない立つ、座るなどの日常動作でも負担を感じてぎっくり腰を発症してしまいます。
また、寒い時期と同様に季節の変わり目にも気温の変化に体が順応しきれず、血流が悪くなりぎっくり腰を発症することがあります。
体を動かす機会の減少
寒くなると多くの人の活動量は減っていきます。
活動量の減少はぎっくり腰の大敵です。人の体は使わなければ使わない分だけ硬くなり衰退していきます。
硬くなった関節や筋肉のまま、日常生活を送り続ければ当然の如くぎっくり腰のリスクは上がります。
姿勢が悪くなりやすい
寒くなると、こたつの中で丸くなったり、猫背姿勢になったりしていませんか?
冬場は、暖かい時期と違い、床生活になりやすく悪い姿勢をとりがちです。
姿勢の悪さは、骨格を歪ませ筋肉にバランスを崩します。当然、ぎっくり腰のリスクも高くなり、普段の何気ない動作で発症することもめずらしくはないでしょう。
冬、寒い季節のぎっくり腰対策
冬場の寒い季節に増加するぎっくり腰ですが、正しい対策をとれば十分に防ぐことができます。
これまで冬場にぎっくり腰をくり返してきた方は、以下の対策をぜひお試しください。
冷えの予防
当たり前のことですが、寒い季節のぎっくり腰の一番の対策は体を冷やさないことです。
ご存知の方がほとんどでしょうが、問題はやり方です。
たとえば、カイロを貼るときは、腰や足裏ではなく「お腹」に貼るほうが全身が温まります。
また、加熱は骨や筋肉に負担が掛かるリスクがあるため基本は「保温」を意識することが大切です。
たとえば、カイロやストーブを利用することも冷え対策として必要ですが、まずは衣服を着こむ、しっかりと布団をかぶるなどの保温に目を向けると安全で効果的な冷え対策になります。
適度な運動
寒い季節は体を動かすこと自体が億劫になってしまうのは十分に理解できます。
しかし、先述したように体を動かさないことにぎっくり腰の原因が少しでもあるのならば、適度な運動をしない手はありません。
運動といっても、走ったり、重たいものを持ち上げたりする必要はありません。
家のまわりを歩いたり、ラジオ体操なども立派な運動です。
まずは、自分ができる軽い運動から始めてみましょう。
咄嗟の動きに注意する
朝起きたときに急に起き上がったり、物を取ろうとして急にしゃがんだりなどの咄嗟の動きは寒い季節にはとくに注意が必要です。
普段の生活から、腰を捻ったり深く曲げたりする動作の前には、ひと呼吸間を置くような癖を作っておくと、寒い季節のぎっくり腰対策にもなります。
ぎっくり腰になった場合の対処法
どんなに対策をとったとしても100%防ぐことは難しいぎっくり腰。
では、ぎっくり腰になってしまった場合には、どのような対処法をとると効果的なのでしょうか?
おすすめは以下の3つです。
冷やす(アイシング)
誰でも手軽にできる効果的な対処法はアイシングです。
「冬場なのに冷やすの!?」という声が聞こえてきそうですが、夏でも冬でも関係なくぎっくり腰の対処法はアイシングです。
ただし、冷やすのは患部(悪い場所)のみ。
部屋を十分に暖かくしたのちに以下の手順で実践しましょう。
【アイシング実践方法】
- 氷のう袋(なければ厚手のビニール袋)を用意する。
- 氷と少量の水を氷のう袋に入れる。
- 患部に20分ほどあてる。
アイシングは可能なかぎり氷のう袋で行うようにしましょう。
保冷剤は患部が冷えすぎるうえに、温度がすぐにプラス転換してしまうためおすすめできません。
氷のう袋を患部にあてると痛いくらいの冷たさを感じることがあります。我慢できそうであればそのままでも問題はありませんが、我慢できない場合は薄手のタオル等を一枚挟んであげてください。
安静
ぎっくり腰になると、とにかく痛みを早く改善したい思いから医療機関や整骨院へ駆け込む方がいます。
実はこの行動、場合によってはぎっくり腰の改善を長引かせてしまうのです。
ぎっくり腰といっても症状のひどさは人によって大きく異なります。痛みを感じながらも何とか動けるほどのぎっくり腰であれば医療機関や整骨院へ行くことをおすすめしますが、動けないほどのぎっくり腰で無理に医療機関や整骨院へ行くことはおすすめできません。
動けないほどのぎっくり腰の場合は、まず自宅で1~2日安静にしたのちに、何とか動けるほどの痛みに回復したタイミングでの通院がベストです。
整骨院へ通う
自力で整骨院へ通える場合は、すぐにでも整骨院へ通うことをおすすめします。
整骨院では、ぎっくり腰の痛みの緩和はもちろん、ぎっくり腰の原因を探り特定したのち改善方法を提案してくれるため根本的な改善につながりやすい特長があります。
ただし、どの整骨院でも同じ内容の施術をしているわけではありません。
現に加古川市でも多くの整骨院が存在していますが、どの整骨院も行っている施術は異なります。
そのため、まずはご自身に合った整骨院を選んでおくことが大切です。
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ロルク鍼灸整骨院は、これまで兵庫県内で多くのぎっくり腰の施術に携わってきました。
これまでの経験と日々進化していく医療情報を常に取り入れた施術を軸に効果的なぎっくり腰施術をご提供いたします。
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